この記事を書いた人
はり師・きゅう師(国家資格) 整骨院勤務15年の現役鍼灸師パパ。 肩こり・腰痛・産後ケアを専門に、のべ数千名を施術。 現在は0歳の息子を育てながら、リアルな育児体験をもとに情報発信中。
赤ちゃんがどこへ行っても泣いてついてくる「後追い」。
トイレに立つだけで大泣き…という経験、ありますよね。
「いつまで続くの?」「こっちが参ってしまう」という声をよく聞きます。
鍼灸師パパとして、後追いの仕組みと乗り越え方を解説します。
後追いは生後6〜8ヶ月ごろに始まることが多いです。
これは「人見知り」と同じタイミング。赤ちゃんの脳が発達して、「ママ・パパ=大切な人」と認識できるようになった証拠です。
| 時期 | 状態 |
|---|---|
| 生後6〜8ヶ月 | 後追い始まる |
| 生後9〜12ヶ月 | ピーク(一番激しい) |
| 1歳〜1歳半 | 徐々に落ち着く |
| 2歳前後 | ほぼ終わる |
個人差があるので、1歳半過ぎても続く子もいます。でも必ず終わりが来るので安心してください。
西洋医学的には「分離不安」と説明されますが、東洋医学では「腎(じん)の気が育つ時期」と捉えます。
腎は「生命の根本エネルギー」を司り、成長とともに充実していきます。この時期の赤ちゃんは腎の気がまだ弱いため、親という「安全基地」から離れると不安になるのです。
鍼灸師メモ:後追いを「困った行動」ではなく「順調に発達している証拠」と捉えると、少し気持ちが楽になります。
「ちょっとキッチン行ってくるね〜」と声をかけてから移動するだけで、赤ちゃんの不安が和らぎます。消えるように去るのが一番泣きやすいです。
「いないいないばあ」は実は後追い対策にも有効。「消えても戻ってくる」という安心感を体に覚えさせます。
ママだけでなくパパも「安全基地」になることで、後追いの対象が分散します。お風呂・絵本・朝の着替えなど、パパが担当する時間を決めると効果的です。
2〜3分だけ別の部屋へ行って戻る練習を繰り返すと、「ちゃんと戻ってくる」という信頼感が育ちます。最初は泣いても大丈夫です。
家事をしながら抱っこできる抱っこ紐は後追い期の救世主。密着することで赤ちゃんが落ち着き、手も使えます。
後追いが続くと、親も疲弊します。「一人の時間が全くない」状態は、東洋医学的に「気の消耗」が激しい状態です。
育児疲れのセルフケアや抱っこ疲れのツボ押しも参考にしてみてください。
夫婦で交代して「一人時間」を確保することが、長い育児を乗り越えるコツです。
Q. 後追いを無視するのはよくない?
A. 無視は逆効果です。泣いたら応答することで「呼べば来てくれる」という安心感が育ち、自立を早めます。
Q. 仕事復帰後も後追いが続いて心配です
A. 保育園に慣れると徐々に落ち着きます。お迎え後のスキンシップをたっぷりとることで、分離不安が和らぎます。
Q. 二人目が生まれたら後追いが再燃しました
A. 上の子が不安を感じているサインです。上の子との1対1の時間を意識的に作ってあげてください。
後追いはつらいですが、赤ちゃんが順調に発達している証拠です。
「いつか終わる」と信じながら、夫婦で協力して乗り越えてください。
育児中の疲れを感じたら、まずはセルフケアから。鍼灸師パパも実践している方法を紹介しています。