この記事を書いた人
はり師・きゅう師(国家資格) 整骨院勤務15年の現役鍼灸師パパ。 肩こり・腰痛・産後ケアを専門に、のべ数千名を施術。 現在は0歳の息子を育てながら、リアルな育児体験をもとに情報発信中。
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赤ちゃんの鼻が「ズビズビ」いっていると、見ているこっちまで苦しくなりますよね。夜、鼻が詰まって寝られずグズグズ…授乳もうまく飲めない。うちもそうでした。
鍼灸師として体のことは診てきたはずなのに、いざ息子の鼻詰まりが始まると、「で、結局なにを買えばいいの?」と地味に迷いました。鼻吸い器ひとつとっても電動・手動があるし、加湿器も種類が多い。調べるほど分からなくなるやつです。
そこでこの記事では、整骨院勤務15年の鍼灸師パパが、赤ちゃんの鼻詰まりケアに使える用品を「目的別」に整理します。「何から用意すればいいか分からない」を、ここで解決します。
※ この記事は用品選びの記事です。鼻詰まりの原因やおうちでできるケア方法は赤ちゃんの鼻づまりケア|冷房・夏風邪のグズグズ鼻に鍼灸師パパができることで詳しく解説しています。まず「何をすればいい?」を知りたい方は、そちらを先に読むのがおすすめです。
この記事でわかること:
赤ちゃんの鼻詰まりケアに使える用品は、大きく分けてこの6ジャンルです。
| ジャンル | ねらい |
|---|---|
| 電動鼻吸い器 | 詰まった鼻水をしっかり吸う |
| 手動鼻吸い器 | 手軽に・安く鼻水を吸う |
| ベビー綿棒 | 鼻の入り口の鼻くそを取る |
| 加湿器 | 乾燥を防いで鼻を通りやすく |
| 温湿度計 | 部屋の湿度を「見える化」する |
| 保湿ティッシュ | 鼻のかみすぎ・拭きすぎを防ぐ |
全部そろえる必要はありません。まずは一番つらい場面を楽にする用品からで大丈夫です。
迷ったら、**「鼻水を出す」+「詰まりにくい環境をつくる」**の2本立てで考えてください。具体的には、電動鼻吸い器+加湿器の組み合わせが一番ハズレがありません。
| あなたのタイプ | まず選ぶべきジャンル |
|---|---|
| 鼻詰まりで夜も寝られない | 電動鼻吸い器+加湿器(吸って出す・乾かさない) |
| まず安く試したい | 手動鼻吸い器+温湿度計(数千円で始める) |
| 鼻水は軽め・入り口が気になる | ベビー綿棒+保湿ティッシュ(やさしくケア) |
鼻詰まりは「吸ってあげると赤ちゃんがぐっと楽になる」場面が多いです。鼻詰まりの夜、吸ってあげるだけで親子とも眠れるようになる——これが一番のメリット。だから最初の1台は、吸引力の安定した電動鼻吸い器を推します。そのうえで、乾燥で詰まりを繰り返さないように加湿器を足すのが王道です。
赤ちゃんに使うものだからこそ、この5つを見てください。
赤ちゃんの粘膜はとてもデリケートです。吸引力が強すぎないか、綿棒の軸がしっかりしているか、加湿器の吹き出し口が熱くないか。赤ちゃん向けに設計されたものを選ぶのが基本です。
新生児から使えるか、対象月齢はどうか。特に鼻吸い器のノズルは、赤ちゃんの鼻の穴に合うやわらかい形状かどうかで使い心地が変わります。
鼻吸い器も加湿器も、清潔に保てないと逆効果です。パーツが分解して洗えるか、乾かしやすいか。毎日使うものなので、手入れが面倒だと続きません。
電動鼻吸い器や加湿器は、モーター音が出るものがあります。寝ている赤ちゃんの近くで使うなら、静音性は地味に大事なポイントです。
鼻詰まりが一番つらいのは夜です。暗い中でもサッと使えるか、コードレスで動かせるか、加湿器なら給水が楽か。夜中の自分をラクにしてくれるかという視点で選ぶと失敗しにくいです。
モーターで安定した吸引力を出せるタイプ。詰まった鼻水をしっかり吸えるので、寝る前・授乳前のリセットに一番頼れます。据え置き型はパワーが強く、ハンディ型は手軽で持ち運びやすいのが特徴です。
吸うコツは「お風呂上がりなど鼻水がやわらかくなったタイミング」。乾いた鼻水は蒸気でゆるめてから吸うと、赤ちゃんの負担が減ります。
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口で吸うタイプや、ポンプ・スポイト式のタイプ。数百円〜数千円で手に入るので、「まず試してみたい」の最初の1つにちょうどいいです。
「電動はまだ早いかな」という方が、鼻詰まりの頻度を見ながら判断するのにも向いています。使ってみて頻度が高いようなら、電動に切り替えるのもアリです。
鼻の奥ではなく、入り口についた鼻くそや、はみ出た鼻水を取るための細軸の綿棒。鼻吸い器で取りきれない、乾いてこびりついたものにも便利です。
無理に取ろうとすると粘膜を傷つけます。「見えているものを、そっと」が鉄則です。
乾燥は鼻詰まりの大敵です。空気が乾くと鼻の粘膜が刺激され、詰まりやすくなります。湿度50〜60%を目安に保つと、鼻がぐっと通りやすくなります。東洋医学でも、鼻と関係の深い「肺(はい)」は乾燥を嫌うとされていて、冷房・暖房の効いた部屋ほど加湿が大切です。
冷房・暖房と鼻の関係は赤ちゃんの鼻づまりケアでも触れています。季節ごとの環境づくりは梅雨・夏・冬の季節別 育児セルフケアグッズおすすめも参考にどうぞ。
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「なんとなく乾いてる気がする」を、数字ではっきりさせる道具。加湿器とセットで使うと、湿度を50〜60%にキープしやすくなります。数百円〜と安く、赤ちゃんの部屋にひとつあると安心です。
ベビーモニターに温湿度センサーが付いた機種を使えば、別で買わずに済むこともあります。 → ベビーモニター おすすめ比較3選+α
鼻水が続くと、拭くたびに鼻の下が赤くヒリヒリしてきます。保湿成分入りのやわらかいティッシュなら、拭きすぎによる肌荒れを防げます。地味ですが、あると赤ちゃんの機嫌が変わります。
鼻まわりの肌荒れが気になる時は赤ちゃんの肌荒れ・湿疹ケアもあわせてどうぞ。
うちの息子は生後3ヶ月のころ、エアコンの冷えで鼻水が出るようになりました。
赤ちゃんは口呼吸がうまくできないので、鼻水が出すぎると呼吸が苦しくなって、泣きわめいて大変で。見ているこちらも本当につらかったです。「しゅぽっと」という鼻吸い器を買って吸ってあげるようになってから、やっと無事に眠れるようになりました。
このとき痛感したのが、鼻吸い器は「困ってから買う」のでは遅いということ。早めに、できれば電動タイプを用意しておくべきでした。あとになって息子の鼻水の原因がハウスダストだったと分かり、「これから長い付き合いになるなら、なおさら早く良いものを買っておけばよかった」と思ったのを覚えています。
便利な用品ですが、正直に伝えておきたいことがあります。
赤ちゃんの発熱がある時の対応は赤ちゃんが発熱…親がまずすることにまとめています。
Q. まず1つだけ買うなら何がいいですか? A. 鼻詰まりで夜寝られないほどなら「電動鼻吸い器」、まず安く試したいなら「手動鼻吸い器」です。繰り返す詰まりが悩みなら、環境を整える「加湿器」を最初に選ぶ手もあります。
Q. 電動と手動、どっちがいいですか? A. しっかり吸えて親の負担も少ないのは電動です。ただ値段は高め。手動は安く手軽ですが、吸引力は控えめ。頻度が高いなら電動、たまになら手動、という選び方でOKです。
Q. 赤ちゃんが鼻吸い器を嫌がって泣きます。 A. お風呂上がりの鼻水がやわらかいタイミングで、短く小刻みに吸ってあげてください。一度に取りきろうとせず「少し楽になればOK」くらいの気持ちで。どうしても難しい時は無理をせず、耳鼻科で吸ってもらう選択肢もあります。
Q. 加湿器はどれくらいの湿度にすればいいですか? A. 50〜60%が目安です。上げすぎるとカビや結露の原因になるので、温湿度計で確認しながら調整してください。
Q. 綿棒で鼻の奥まで掃除してもいいですか? A. 奥はNGです。粘膜を傷つけたり、かえって奥に押し込んだりします。綿棒は「見えている入り口の鼻くそ」だけにとどめ、奥は鼻吸い器に任せてください。
赤ちゃんの鼻詰まりは、道具を上手に使うと親子ともぐっと楽になります。鼻詰まりの夜、吸ってあげるだけで眠れるようになる——これは本当に大きいです。
| あなたのタイプ | まず選ぶジャンル |
|---|---|
| 夜も寝られない | 電動鼻吸い器+加湿器 |
| 安く試したい | 手動鼻吸い器+温湿度計 |
| 鼻水は軽め | ベビー綿棒+保湿ティッシュ |
完璧に取りきろうとしなくて大丈夫です。「寝る前・授乳前に、少し楽にしてあげる」くらいの気持ちで続けてみてください。無理せず、赤ちゃんもパパママも少しでも楽になる選択肢を持っておきましょう。
まず「何をすればいい?」を知りたい方は、ケア方法の記事から:
鼻詰まりで夜泣きもセットでつらいときは夜泣き対策グッズ おすすめ5選もどうぞ。
※ 本記事は一般的な育児用品の情報提供を目的としており、医療行為の代替ではありません。発熱・呼吸が苦しそうなど気になる症状がある場合は、小児科・耳鼻科にご相談ください。製品の安全な使用方法は各メーカーの説明書に従ってください。
整骨院勤務15年・鍼灸師パパより