この記事を書いた人
はり師・きゅう師(国家資格) 整骨院勤務15年の現役鍼灸師パパ。 肩こり・腰痛・産後ケアを専門に、のべ数千名を施術。 現在は0歳の息子を育てながら、リアルな育児体験をもとに情報発信中。
「離乳食はいつから?何から始めればいい?」と悩むパパ・ママは多いです。
鍼灸師として15年、食事と体の関係を見てきた経験から、離乳食の基本と東洋医学的な食養生の考え方をお伝えします。
離乳食を始める目安は生後5〜6ヶ月ごろですが、月齢より「赤ちゃんのサイン」を見ることが大切です。
米は「脾(ひ)=消化器系」を補う食材として東洋医学でも重視されます。まず消化器を慣らすことが先決です。
東洋医学では脾(消化・吸収)と胃(受け入れ・分解)が体の土台。赤ちゃんの脾胃はまだ未発達なので、消化しやすいものを少量からが鉄則です。
冷たいものは脾胃を傷めます。特に冬は温かい状態で与えることを意識しましょう。冷蔵庫から出したものは必ず人肌程度に温めてください。
| 色 | 食材例 | 東洋医学的な働き |
|---|---|---|
| 赤 | トマト・にんじん | 心を養う |
| 黄 | かぼちゃ・さつまいも | 脾を補う |
| 緑 | ほうれん草・ブロッコリー | 肝を養う |
| 白 | 大根・白菜・豆腐 | 肺を補う |
| 黒 | しらす・のり | 腎を補う |
彩りよく食べることで自然と栄養バランスが整います。
鍼灸師メモ:「食べてくれない!」と焦ることが一番の禁物。食べることへの恐怖心が生まれないよう、楽しい雰囲気で食卓を囲みましょう。
→ 食材の温度・形状・タイミングを変えてみましょう。空腹すぎても食欲が出ないことがあります。
→ 水分不足や食物繊維不足が原因のことが多いです。赤ちゃんの便秘のツボ押しも参考にしてください。
→ 卵・乳製品・小麦は少量から始め、食後2時間は様子を観察します。万が一のために、初めての食材は午前中に与えましょう。
Q. ベビーフードを使うのはよくない?
A. 上手に活用してOKです。疲れているときはベビーフードに頼ることで、食事の時間を「楽しい時間」にする余裕が生まれます。
Q. 味付けはしていい?
A. 1歳未満は基本的に調味料不要。食材の自然な味を楽しませましょう。だし(昆布・かつお)は離乳食初期から使えます。
Q. 食べる量が少ないか心配
A. 離乳食期は「栄養」より「食べることへの慣れ」が目的。少量でも体重が順調に増えていれば問題ありません。
離乳食は「食べることを好きになってもらう」ための時期です。完璧に作ることより、楽しい食卓の雰囲気が大切。
東洋医学的には「脾胃を育てる」意識で、温かく消化しやすいものから丁寧に進めましょう。
育児中の体の疲れを感じたら、パパ自身のケアも忘れずに。